FC2ブログ

有料老人ホームの事件

 北九州から帰る途中,新幹線の車内電光ニュースで鹿児島市の有料老人ホームでの事件が報道されていました。短期間に多くのご利用者が亡くなっているとか。そこで少しわかりにくい有料老人ホームについて整理してみます。

 

有料老人ホームには①介護職員が常駐する「介護付き」 ②主に掃除や洗濯など生活支援のサービスを行う「住宅型」 ③介護の必要はない人が食事などのサービスを受ける「健康型」の3つのタイプがあります。厚生労働省の指針では「介護付き」の施設には介護度などに応じて職員の配置人数の基準が設けられていますが,「住宅型」の施設は入居者の健康状態が多様なため一律の基準を定めることが難しいとして、具体的な基準はありません。今回問題となった施設は、「住宅型」。鹿児島県内に299施設があり、「住宅型」に職員数の基準が設けられていないことが、サービスの不足や介護側の負担にもつながっていると言われています。

 

 いろいろと問題はありそうですが,基準を守ることは重要です。しかしながら現実に合わせ制度を作っていく事実もありますから,言い方を変えると上手く網の目をかけることができていない施設があるわけです。「少しでも安価に」「制度に縛られず」という方向を求める人が存在することも否定できません。その結果,1人の施設管理者が約30人を世話していたとしたら,そこまでの状況にいたった経緯を確認しておく必要があります。通常「有料ホーム」というと毎月20~30万円負担が必要タイプから,数万円で利用できるものもあります。人の世話には自宅で世話しても一人つきっきりのこともありますから,充分な世話には費用がかかります。安価にと思えば,人手が少なくなるのは当たり前です。しかし結局利用者に迷惑がかかります。

 それにしても今回の事件の施設名は困りますね・・・間違われそうです。

 

該当の記事は見つかりませんでした。