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身体拘束!そうか!やはり研修ですね。

 介護報酬の中でも話題となっているのが身体拘束です。「身体拘束適正化委員会」を3ヶ月に1度開いて確認や協議を重ねたり,年2回の研修を持たないと介護報酬は10%マイナスとなります。10%とは経営を圧迫してしまう数字ですので,基本は「身体拘束」はNo!となります。ところがですが,先頃の新聞報道では,調査対象の33でいまだ根強く身体拘束が続いているという読売新聞の記事がありました。もちろん「縛る」とか「監禁する」といった明らかな拘束は別ですが,最近の研修ではとくに「不適切ケア」というおよそグレイな部分が取り上げられています。

たとえば「車いすの片方のみのタイヤの空気を抜き(あるいは入れず),動こうとしても一方にクルクル回る」「利用者が動くとわかるように鈴やベルをつける」「居室ドアの取っ手がとれている(あるいははずしている)」「この薬飲まなかったら次の食事あげんよと言う」等様々です。

しかしながら,時代とともに少しずつ考え方が変わったと感じたのは,これまであまり問題視してこなかった内容です。「居室にのぞき窓がある」「居室やエリアに監視カメラがある」「トイレ希望の方に次は何時ですと言ってすぐに連れて行かない」といったものです。以前はグレイとまで言われなかった気がします。しかしながら研修で,刑法220条「逮捕・監禁罪」に該当することにならないか,と言われると,確かに自由を奪っているのですから否定もできなくなりそうです。そこで拘束が必要な場合,ご利用者及びご家族の同意と定期的な見直しが必要となります。

このように時代とともに考え方も変わり,従来気にとめなかった内容もご利用者本位,尊厳という視点から見ると変わってきそうです。たとえば「多床室」。プライバシーがないと言われると否定できません。仕切りはカーテンのみ。また「食堂」。決められた時間に食事を提供する。「大風呂」。大人数で入浴するケース。

事業所内で研修をしながらそんなことを考えますね。

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