介護保険料5千円を超える!

今日の新聞で厚労省はこの4月以降の全国の介護保険料を発表した。平均が月5,514円で前年度から10.9%上昇している。最高は奈良県天川荘の8,886円で,最低は鹿児島県三川村の2,800円とのこと。高い方の保険者及び低い保険者には地方の村が続く。特に低い額の保険者には軒並み北海道の村が続いている。介護保険制度が始まってとうとう平均が5千円を超えたことになる。サービスの拡充と人口減が介護保険料を引き上げることになるがはたしてどこまで行くのか?将来的には1万円を超える時期が来る可能性もあり得る。仕方がないかもしれないが,介護保険サービスを利用する人たちはともかくも幸いにも元気で利用しない高齢者にとっては,毎月1万円の負担はかなり高いことになりそうです。
ところで介護保険料が高い保険者は当然ながら施設系のサービスが充実していると予想されるので仕方がないものの,問題は低い方と考える。つまりサービスがない可能性が高い。使いたい利用者がいてもその地域に十分なサービスがそろっていないことが考えられます。事業者が育たない環境だということではないでしょうか。人口減は進出する事業者さえも阻むことになります。深刻ですね。

春の事業所回り

 いつかもアップしましたが,毎週法人内事業所を回っています。私の担当は月曜日です。8カ所の事業所を順次郵便物や配布物を持ち回ります。ひとまず即日,土日曜日を挟むと2~3日あればすべての事業所に必要な物が届きます。常時配布べき物やなんらかの形で届けるべきものがありますので,結局運ぶことになります。そこで月曜日から土曜日まで一番自由になる可能性の高い管理職が順次巡回していきます。
 季節は陽春!一番気持ちの良い季節です。本部東寿園を10時前にスタートして東城保育所へ。届け物をして少しだけ話をして,桜の木も緑の葉が茂る初夏の光の中を神石高原油木へ。シルトピア油木では,時間に合わせて法要法話を行います。法話は最近事件から。その後,お昼前を油木保育所へ。少し話して文書をおいて,とよまつ保育所へ。油木から豊松へは山の中の川沿いの道を走ります。厨房や保育室の昼食風景を覗きます。それから再びシルトピア油木へ。お昼も過ぎました。喫茶「潤いの森」でスタッフと一緒にお昼をいただきます。現在パスタフェアです。徐々に店内が混んできます。その後,たれかやトンネルを抜けて,もみじの丘帝釈へ向かいます。この「もみじの丘帝釈」と次の「姫りんご」は,この春より開所した小規模多機能型居宅介護施設です。この移動が結構な距離です。到着すると正直やれやれ・・少し休もうかという感じです。ご利用者の方に少し声でもと思いきや昼寝です。少しの協議事項を経て,お隣りの自治振興センターにご挨拶して,その後,少し寄り道してみやびらに寄ります。いつもはそのまま川鳥方面への山道を抜けて小奴可へ向かいます。今日は東城から大橋を渡り広域農道を走ります。帝釈からまっすぐ走っても30分はかかるところ「内堀」に「姫りんご」はあります。元内堀保育所跡地です。着いてみると春の夕日の中,ウッドデッキでひなたぼっこか写真撮影かにぎやかに行っています。最後の文書類を渡し,ここも自治振興センターに寄ります。「保育所のことを思うと静かだよね」との感想をいただきながら,帰路につきます。本部により回収した文書類を引き渡し,報告と伝達事項を話し,「みやびら」へ帰ります。自分の部屋に入り時計を見ると,もう16時30分ということです。なんとなく1日かかりの仕事になりました。
 それでも毎週1回巡回するので多くのことがわかります。各事業所の様子です。また定期的に回りますから,事業所の関係者も「電話で話そう」ということも,「定期巡回を待って直接話そう」ということになることも多くあります。協議内容も実際の物や状況を見ながらの話の方がリアルです。また伝達事項も直接訪れたとき話すことになることが多くあります。コミュケーションの理屈から考えても,直接顔を見て話す方が良いに決まっています。しかしながら,一番大変なのはかかる時間と季節です。さずがに冬は道が大変ですね。

摩訶不思議な訪問者!?

 突然ですが私生活の話です。私は毎日早朝起床して「朝課」を勤めます。つまりお寺での生活です。お寺の本堂のご本尊のみならず位牌堂等を巡って線香を立てます。その数20本。その後,読経を勤めます。
周囲の方からよく尋ねられますが,「お寺だと不思議なことありませんか?」「摩訶不思議なことありませんか?」などと。本当は説明できないような不思議なことも多くありますが、私は所詮偶然などと解釈していますから,あまり深刻ではありません。ただしよくあることですが、「機械を買い換えよう」とか「車を替えよう」などと宣言すると,なぜか壊れます。このことは数々です。今回も車両1台が結局壊れました。寿命です。でも買い換えを唱え始めてのことです。
さて,本題です。本堂のお供えのりんごが毎日1個ずつ無くなるという珍事件がここ数日起きていました。高坏に4個の供えたりんごです。3個に1個が上にのっています。その4個が1ペアですから合計8個です。それがきれいに確実に毎日1個ずつ無くなります。毎日,本堂の脇の戸が少しだけ開いています。つまり何ものかが進入しているということです。なんの動物か?猫か?狸か?はたして・・・1個ずつ無くなりますが食べかすなどありません。どこにも転がった形跡も見えません。どうもりんごのみで柑橘系は持ち出されていません。そこで猫を捕まえる籠を設置。待つこと一晩。なんと明朝捕まりました。不思議な動物です。感じは`イタチ`ですか。でも器用です。りんごを1個ずつ抱えて階段を降りて持ち出したんでしょうね。金属の籠の中をうろうろし必死で出ようとしているイタチ。もう血だらけです。あまりにかわいそうなので協議の上,逃がしてやることに決定。籠の蓋を開けました。勢いよく飛び出すイタチ。もう懲りてりんごを奪いに来ないでください。

仏像と萩原流行

 ある利用者が亡くなりました。病院へ入院後,数日で看護のかいなく残念ながら永眠されました。訃報がご家族より知らされ,自宅へ帰られたと知り,私は施設の課長とともに弔問に訪れました。晴天の下,山桜桃の花が咲き乱れる陽春の山里にあるご自宅でした。葬儀には担当職員とともに参列させていただきました。その方は入居こそ風の街みやびら開所とともにでしたが,在宅サービス利用から考えると長い月日になります。ご冥福をお祈り申し上げます。
 開所して9ヶ月近くになりますが,この冬が寒かったせいか,無くなる人が多かったように思います。本業がお寺ですので,先日の僧侶の集まりでも「長年この仕事をするが,今年はもう1年分の件数があり葬儀が多すぎる。どうしたことか」という話があったほどです。考えてみるに現在の施設は入居されると,個室ですので「男女比率」や「居室選択」という作業がなく,「静養室」も不要ですので引っ越しがありません。各棟で物故者がおられますので,生活された姿を見てご一緒された方々の思いに気持ちを巡らすと手を合わせる場所や対象が必要に感じます。そこで仏像とりん,線香立てを用意しました。観音菩薩やお釈迦様,不動明王等お迎えしました。少しでも皆さんの信仰心に応え,穏やかに過ごすために各建物ごとに仏様を安置してもらいました。関心のあるご利用者にお花やお供えのお世話をしていただけると幸いです。定期的に読経を勤めたいと思います。今後の経過はあらためてお知らせしたいと思います。
 さて,ネットでニュースを見ていたら,俳優の萩原流行さんがバイク事故で亡くなったとか!!少し前にはひき逃げ事件が報道されていました。私はたしか以前に羽田空港で搭乗前にカフェでくつろいでいたら,背中合わせの席によくしゃべる派手な衣装の萩原流行さんがいたのを覚えています。`私,萩原流行です!`と言わんばかりの衣装と雰囲気だったのを覚えています。少し笑えましたけど個性的な方でした。ご冥福をお祈りします。

中華屋の怒号

 会議に合間に出張先で時々通う中華屋に入った。そこは関係者に紹介されたことがきっかけですが,わりと美味しく量は多い。住宅地にあるので目立たないのですが,客は多いようです。変わったメニューもあるが・・・それはまたとして。
 実は少し早めの時間でしたからあっさり座れましたが、20名程度の席なので少し奥に厨房があります。すると突然「こら!人が教えたようにしろよ!やる気あんのか?」「毎日毎日なにやってんだあ?」「答えろよ!」
 あっけにとられるばかり!なんと大声の怒号が響きます。お店の雰囲気とは違い厨房は修羅場のようです。どうもお店の大将と厨房の調理員??弟子??がもめているというか叱られています。個人のお店ですから店番の奥様も気が気ではありません。
 入ってきたお客が「奥さん~すいません!」と姿の見えない奥にいる奥さんに声をかけると「は~い,ありがとうございます!」「えっまだ帰らないよ。いま来たばかりだ。オーダーなんだけど」といった調子で落ち着きません。
 ふとずっと昔見た風景を思い出した。なじみの中華屋さんで食事していたら,お店の大将の息子らしい高校生が帰宅した。その瞬間店の主人が表情変えて怒り出した。「どこ行ってた!おら!遊びやがって!」とたんに・・・なぐりかかりそうな勢いで・・・
どんなにもめていてもお客さんあっての商売です。仕事なくして生きていけません。 そのうちに厨房の調理員の声が聞こえ始めた。「マーボーラーメン1つ!」「A定職1つ!」「あいよ!」少しずつリズムが出てきたようだ。どこも真剣勝負です。

教員,福祉,公務員・・・愛川欣也

 これらの仕事は共通して言えるのは人に会う仕事です。ですから疲れますしストレスがたまります。先日も校長先生の異常なほどのフィリピンでの羽目の外し方が問題となり,どうも逮捕されました。厳しい規則の多い仕事ですから悩みやプレッシャーも大きいのでしょうが,それにしても信じて指導を受けて来た人たちはどうなるんでしょうか?
 私たちの業界でもメンタルな面に問題や課題を抱える人は増えています。利用者に楽しんでもらうレベルならともかく現在は安全配慮危険防止約束事禁止事項指定基準等多くの縛りがあります。これらをすべてクリアーして,それでいて自分たちのめざすものややりたいことを実現していくには非常に難しいものがあります。長年仕事していますと,仕事自体に適応しない,人間関係についていけない,資格が取れない,等により受診や治療が必要なケースが出てきます。また認知症と同じで春の暖かくなってきた季節が特に不安定になります。
 少し前に報道で大学の教員の万引きがありました。特に高価な物を手に入れようとしたわけでないメンタルな部分に問題を抱えている話でした。残念です。また葬儀においても「自死」が増えているのは明白です。残された方は大変ですが、悩んで苦しんだ結末です。
 2年前よりメンタルヘルスに注目して管理職を中心に勉強して資格を取得しようと取り組んでいます。大阪商工会議所が主催する「メンタルヘルスラインケアコースⅡ種」です。少しでも異変に早く気づき,受け入れやメンテンスに配慮して働きやすい職場作りをめざしています。
 好きなことをやり好きなように振る舞って周囲が喜ぶという愛川欣也さんのようには生きられませんね。最後になりますがご冥福をお祈りします。

人事考課制度・・・改善・・・見直し・・・

 私たちの法人は人事考課制度を導入してすでに15年以上経過しています。介護保険制度が始まる前に限られた報酬の中で,努力や成果をいかに評価するかをテーマに協議を重ね,当初はコンサルタントの力を借りて移行したのを覚えています。移行の折,もう年功序列の賃金制度には戻れないことを覚悟に移行しました。時代は人手不足福祉系大学が乱立し,大量採用時期に入っていただけに優秀な人材確保とやりがいを感じられる職場になるように願っての導入でした。
 この仕組みの簡単な説明ですが,個人別実行計画書→自己評価→係長評価→管理者評価→賞与・昇給→個人別実行計画書・・・と同じことを繰り替えし続きます。まずは個人の計画書の作り方,そして係長等による職員個人の評価が大きな課題となります。
 その後,何度かの見直しを行ってきました。なにしろ最初は企業系の内容の評価制度でしたから項目内容にふさわしくないものが多くありました。福祉系は相手が「人」であり,成果が具体的に「数値」等で表現することが難しいものです。それでも少しでも評価しやすいように「資格」や仕事上の「ルール」,また部署共通目標の設定などを考えながら,改善を加えてきました。そんな中,事業の中に保育部門が加わったことにより,利用者に子どもたちが入りました。今回もまた評価シート改善委員会を開催して,評価しにくい項目を削除して,個人別実行計画書の達成率への比重の移行と新たに自己アピールポイントの設定を行いました。
 それにしても完璧な評価などできようはずもありません。こうやって何度も改善が加えられてきたわけですから・・・それでも実情に合わせ,柔軟に変更していくしかないのかもしれません。私たちの評価制度ですから・・・ 

タケノコ見つけました!

ある会議と少し食事を用意する必要がありましたので,旬の食材をということで竹林に入りました。我が家の庭には孟宗竹の林があります。同じ孟宗竹でもこれは美味しい!です。毎年採り続けていますが,幸いイノシシが入りません。4月11日早朝に入りました。足の裏の感覚でタケノコの頭を探します。見つけました!あの不思議な感覚です。柔らかい林の中に固い突き上げるポイントを足の裏で感じました。探すこと15分。狭い林の中を歩きましたが、さすがに季節が早いだけにそうはありません。小さなタケノコを4本見つけました。小さいので少ししかありません。そこでタケノコご飯となりました。当日のメニューには葉山葵椎茸など今年の春の食材がそろいました。例年ですとタケノコは連休明けに採れるのが早いほうです。多い年は300本近く採ることができます。楽しみとなりました。いつまでも寒さが残る春ですが地面はもう春になっています。皆さんも探してみてください。

桜ふぶきのバーベキュー

 まだ桜の花見ができますが各棟で別々に楽しそうな花見をタイムリーに開催しています。昨日は2丁目での花見でした。このところ少し寒そうで雨の多かった1週間でしたが,関係者の願いが届いたのか徐々に晴れ間が見えだし、バーベキュー日和になりました。皆さん2丁目と3丁目の間の少し広めの水が流れる広場に集まり,机と椅子を外に出しての宴会です。給食費で買い込んだお肉と野菜を炭火で焼きながら,ごく普通のバーベキュー。職員も含め約30名の参加です。利用者が持っておられる演歌の音楽が流れる中,じわじわと臭いが流れていきます。
碧い空に桜ふぶきが見事に舞い上がる素敵な風景のお昼になりました。

資本主義の終焉??

 とうとう日経平均株価が2万円を一時超えた。15年ぶりだそうです。株価が上がり企業が利益を出しているにも関わらず,利率はほぼ0状態が20年余り続きながら好景気な感触がほぼありません。これは経済のグローバル化により成長すべき分野がなくなりつつあることの表れではないかと感じます。競争と成長により支えられ究極と信じてきたはずの資本主義経済の終焉を感じます。ある経済関係の著書では,経済が財政出動等により一時良くなっても設備投資が過剰である限り,バブルがはじける。この行程を繰り返しながら一部の人が冨を独り占めしながら格差が広がっていく状況が続くという流れのようです。以前から感じていましたが競争により誰かが勝つということは質の向上に一時は役立ちますが,いずれ競争相手がこの地球上になくなるまで続くわけです。その結果,最後は大もうけした人と貧乏人の世界になっていくのは当たり前のことのように思えます。田舎の街中にもあふれつつあるチェーンのファーストフード店の一見`楽しそうな新しい貧困`を感じます。
また経済書ではその最先端を世界で日本が経験しており,一番現状打破の可能性が高い国とも指摘しています。特に突破口となり得る可能性が高いのは代替エネルギーの開発です。この後に出現していくのは新しい形態の政治と経済の形となるのかもしれません。株価2万円で余り喜べないこの頃です。

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