砂場の芸術家
みやびらの施設にはいろいろと細かい仕掛けがありますが,その中に「砂場」があります。この場所は住宅に近い「えがお棟」と「5丁目」の間の少し広い広場にあります。横には足湯がありますが,足湯はあらためてご紹介します。
さて「砂場」ですが,毎日気にしてみていると形状が変わっています。ほぼ毎日です。まるで家屋の周りのアリジゴクのように掘りまくっていたり,時にはトンネル状に作品が出来ていたり・・・ここは託児所の管轄です。風の街みやびら開所に向けた協議の中で託児所の現場保育職員の皆さんの強い強い希望で砂場は実現しました。
えがお棟の2階には職員の子どもたちのための託児所があります。毎日1~3人くらいの子どもたちが親御さんという職員さんと同伴で出勤です。この小さな託児所も週末には保育所等もお休みですから10名近くで賑やかな時もあります。なかなか利用人数は読めませんが,私たちがよりよい人材を確保していくためには必要な事業ということになります。
毎日1~4名の保育職員さんが専属で子どもたちのお世話をしています。天気の良い日は遊歩道から本部東寿園まで歩き散策、また施設周辺や一部訪問をされたりしています。おやつや食事はえがおのデイサービス利用者の皆さんと一緒で過ごすなどしています。少し飽きると外に出て砂遊びや足湯に水をためて水浴びとなります。親である職員の都合に合わせた利用になるので,8時前から利用して夕方18時以降に終了となることもあるので,子どもたちにとっても結構ハードな1日となります。今日も小さな芸術家たちは作品作りに興じています。