砂場の芸術家

 みやびらの施設にはいろいろと細かい仕掛けがありますが,その中に「砂場」があります。この場所は住宅に近い「えがお棟」と「5丁目」の間の少し広い広場にあります。横には足湯がありますが,足湯はあらためてご紹介します。
さて「砂場」ですが,毎日気にしてみていると形状が変わっています。ほぼ毎日です。まるで家屋の周りのアリジゴクのように掘りまくっていたり,時にはトンネル状に作品が出来ていたり・・・ここは託児所の管轄です。風の街みやびら開所に向けた協議の中で託児所の現場保育職員の皆さんの強い強い希望で砂場は実現しました。
 えがお棟の2階には職員の子どもたちのための託児所があります。毎日1~3人くらいの子どもたちが親御さんという職員さんと同伴で出勤です。この小さな託児所も週末には保育所等もお休みですから10名近くで賑やかな時もあります。なかなか利用人数は読めませんが,私たちがよりよい人材を確保していくためには必要な事業ということになります。
毎日1~4名の保育職員さんが専属で子どもたちのお世話をしています。天気の良い日は遊歩道から本部東寿園まで歩き散策、また施設周辺や一部訪問をされたりしています。おやつや食事はえがおのデイサービス利用者の皆さんと一緒で過ごすなどしています。少し飽きると外に出て砂遊びや足湯に水をためて水浴びとなります。親である職員の都合に合わせた利用になるので,8時前から利用して夕方18時以降に終了となることもあるので,子どもたちにとっても結構ハードな1日となります。今日も小さな芸術家たちは作品作りに興じています。

ホルン演奏会

 あるチラシが届き,依頼してみたらホルンの演奏が実現しました。山口県在住の蔵田亜由美さんという演奏者が施設に来られました。さて集合すべき広さのある場所を持たない「風の街みやびら」です。どんなイベントも初めての取り組みです。さあどうするかと思いましたが,デイサービスさくらでL字に分かれて聴く会場作りとなりました。さてホルンですが二種類自賛されました。「フレンチホルン」と「アルプホルン」です。前者はいつものカタツムリ状の形,後者は長い2メートル以上もある変わった形ですが,実はフレンチホルンも伸ばすと理論は同じ音のホルンとなるようで,勉強になりました。アルプホルンはあのアルプスで山羊などをよぶロッテのコマーシャルになった楽器です。60人近くの利用者が見守る中,秋の音楽と懐かしい選曲で豊かな時間を過ごすことができました。私がわかったのは「蘇州夜曲」でどうも利用者の皆さんはよく知っておられるようでしたが,なんとなく良く耳にする音色です。秋の桜並木が見える川の近くで秋の演奏会となった9月25日でした。蔵田さんは時間をみては,福祉施設を歩かれるようです。
 質問しました。「アルプホルンは珍しいのですが,どこで買い求められるんですか?」すると「これ作製される方が三次におられるのでよくやってきます。また庄原市の丘陵公園にも演奏に来ます」とのお答え。私の質問は愚問でした。これからも健康で楽しい演奏を聴かせてください。

実習生のおやつ作り

 実習生がやってきています。今週から「管理栄養士」を目指す学生と「介護福祉士」を目指す学生です。月曜日出勤すると,オリエンテーションは終わっているしなにげに「今日は私の役目は何かありましたかね?」と尋ねると「いっしょに事業所周りでしたよ!」の担当者のお答え!
「えっそうだったっけ?」と慌てて実習担当となり毎週恒例の月曜日事業所周りに出かける私。かくして管理栄養士さんの卵2名とともに法人事業所周りに出かけました。東寿園→東城保育所→シルトピア油木(途中 彼岸法要をつとめ,昼食を喫茶潤いの森でいただき)→油木保育所→とよまつ保育所→デイサービスしらたき(一気に小奴可まで疾走)→風の街みやびら 午後3時前にやっと帰り着きました。(まことにお疲れです!)。それでも各事業所の見学と厨房拝見をしながら結構楽しかったですね。またシルトピア油木では「秋彼岸法要」にちなんだメニューとして「おはぎ」等のランチでいただく実習生の2人(私はカレーフェアでしたが・・・)。さすがに地元出身学生です。保育所では各保育所長さんたちと顔見知りで「まあひさしぶり!」「立派になって」などの反応に,学生も「良かった」「安心した」の反応の一日でした。
 そして実習も少し慣れてきた3日目は当初の計画通り,「おやつ作り」に挑戦。奇しくも学校から担任の先生が訪問され,心配そうに見守られながら`スウィートポテト`作りに挑戦。デイサービスえがおの利用者を対象に作ります。忘れていけないのは託児所も併設です。ですから子ども分も必要です。
ということでオーブンで焼くこと15分くらい多くの人が物珍しく見守る中,完成しました。その間利用者の方と私は輪投げに興じていました。できあがりのポテトを何もない草しか生えていない庭を向いて紅茶とともにいただきました。焼きたてはおいしいですね。また途中さすがに栄養に関するクイズもありました。お土産のカードも良かったですね。素敵な栄養士さんになってください。

未(ひつじ)の集まり


毎日17:30以降少しずつ人が本部棟に集まってきます。それは業務を終えた人,また協議が必要で相談に寄る人,なんとなく人が増えてまじめな議論や適当な話題で盛り上がります。考えてみるに建物が独立しているので少々大きな声になっても迷惑を掛けない構造です。
ある日の夕方会議が終わり人が集まっていました。いい加減な話題で「干支」になりました。
「私は未年です。”ひつじの女は角にも立たすな”っていうでしょ!」とFさん。
「それってどういう意味かな?」と尋ねる私。「それって紙を食べる,つまりお金使いが荒いという意味じゃないですか?」
「そうなの?Iさんは?」
「私も未年です」
「えっ同じ未なの?知らなかった!」
「もしかして一回り違う?」「へえそうなんだ!」
そこにN主任が登場。「ちなみにNさんは干支なんですか?」
「はあ!突然なんですか?私は・・・未年ですね」
「えっ三人とも??」
「もしかして二周り違うわけ?」ということで結構盛り上がり。
そこにS係長登場!「Sさん干支は?」
「はあ,私は猫年です」
 「それって私と同じ寅年?。同い年!」そんな会話が続きます。
ちなみに”ひつじの女は角にも立たすな”は辞書で調べると「気性が荒い」とか「不吉」という迷信のようです。もちろんそんなわけはありませんが・・・ちなみにここで登場された3名はとても気性が荒いとは到底思えませんが・・・。「寅年」は何かあるんでしょうか?
ちなみに少し調べてみると「強い正義感と信念の持ち主。前向きで努力を惜しみません。・・・(中略)・・・寅という動物のイメージとは逆で、いざという時に勇気の無いところがあります。・・・(中略)・・・一生独身で通す人も、十二支の中で一番多いといえるでしょう。」と少し具合が悪くなりました。

奥田画伯の水彩画展

 施設玄関本部棟の入口に架かっている絵画を覚えておられますか?何となく`緑っぽい絵画`という印象かもしれません。この絵画は地元の二科展特選画家の奥田敏雄画伯の絵画です。山の中の大きな橋梁が描かれています。奥田画伯が「風の街みやびら」の開所に寄贈していただいたものです。すでに法人の多くの建物には画伯から数多くの絵画をいただいています。みやびらの建物の玄関近くには数枚の油絵がかかっています。これは以前にご寄贈いただいている絵画で,あらためて先生が場所を吟味して掛けたものです。少し気にしてみてください。素敵な絵ばかりです。
ところで玄関の絵のテーマを画伯に尋ねました。「あれは小鳥原です!」とのお答え。「小鳥原」は「ひととばら」と読む地名です。場所は庄原市西城町の国道183号線沿いにあるJR芸備線の高さ30メートルくらいある有名な古い橋梁です。
奥田画伯は県北東城で40年以上活動されてきた著名な画家です。また本部東寿園の真ん前に家を構えておられた関係で深いおつきあいということになります。
広島市内で「奥田敏雄水彩画展」がありましたので訪れてみました。広島県立美術館近くの街中とはとても思えない静かなギャラリーです。水の流れに迎えられる思わず足が向かうギャラリーです。幸い画伯の姿がありました。明るい水の流れを描いた大きな絵を1Fに見ながら2階の尾道の風景にも目を奪われながら楽しむことができました。海の雷雨の大きな絵も珍しい光景です。ご健勝で創作活動を続けられますことをお祈り申し上げます。

敬老お茶会

総務省のまとめによりますと、9月15日現在の推計で、65歳以上の高齢者は3296万人、総人口に占める割合は25.9%で過去最高を更新。戦後の第1次ベビーブームに生まれた団塊の世代のうち、1949年生まれの人たちが65歳に達したことで、去年に比べて111万人増えた。特に75歳以上の人は総人口の12.5%、初めて8人に1人が75歳以上となります。2035年には5人に1人が75歳以上になると見込まれています。全国の100歳以上の高齢者は、15日時点で5万8820人になる見通しとなりました。昨年から4423人増え、1971年(339人)から44年連続で過去最多を更新。男女別では女性が約87%を占めます。人口10万人あたりで最も多いのは島根県の90.17人,高知県(86.44人)、鳥取県(79.58人)が続いています。最も少ないのは埼玉県(26.88人)です。国内の最高齢者は、2年連続で大阪市の大川ミサヲさん116歳。昨年、ギネスワールドレコーズで世界最高齢に認定されています。男性の最高齢者も昨年に続いてさいたま市の百井盛さんで、111歳です。
各地で敬老会が様々な形で行われていますが,祝われる方は当然ですが,祝う人も75歳以上という冗談のような状況を見かける祝賀会も増えました。
風の街みやびらでは各ユニットごとにささやかですが考えています。東寿園では19日に一日園長に東城警察交番の所長をお迎えして敬老会が開かれます。お祝いを受ける利用者はもちろんですが希望者も参加されます。最高齢120歳を超える方がまた登場されることもありそうです。
デイサービスではボランティアのお茶の先生にいただきましてお茶会を開きました。デイサービスさくらの畳の間が4畳半くらいありましてなんとなく茶室のように見えます。素敵なお茶会となりました。

小奴可・帝釈小規模多機能型居宅介護施設

 地元住民組織の要望を元に法人が進めてきました「小規模多機能型居宅介護施設」について計画が着実に進んでいます。9月10日は小奴可地区,具体的には内堀保育所跡地に建設すべく地鎮祭を行いました。地元の自治会の代表者や行政関係者,法人役員さん方を交えて宮司さんの先導で開催しました。全国的には大雨で被害の出ている地域もありますが,秋らしい晴れ晴れとした天気です。民家とお店,自治振興センターに囲まれた場所です。端は川に面しています。東城まで車でも20分以上の場所ですので,少しでも地域で過ごしてゆけるサービスが必要です。
 12日は続いて帝釈地区で地鎮祭を行いました。こちらは小学校跡地を中心に議論してきましたが,学校の改修が難しいことが明確になった関係で検討を進めた結果,プール跡地を活用することといたしました。広さはほどよく,自治振興センターと隣接しています。特徴は国定公園に位置していることです。12日も大変天候には恵まれました。同じように各地区の代表者にご参加いただき安全を祈願いたしました。こちらも丁寧な宮司さん祝詞に合わせ手を叩きました。
 この二つの施設はどちらも平成27年3月竣工です。地域にとって有効に活用され,少しでも活気が続きますよう希望します。

お任せ宿泊プラン

 上京するに当たり宿泊先を予約しました。突然の予約なのであまり期待するホテルがとれません。そこでおもしろいプランを見つけました。「お任せ宿泊プラン」です。部屋の希望は通りません。しかし,少し安めに設定されています。考えてみるにシングル希望ですから,これ以上ランクが下がるわけもありませんから予約を入れてみました。あわよくばダブルとかツイン,あるいはスィートだってありえます。かの大きな有名ホテルですが,明らかな二流です。チェックイン時間も19時以降です。
 出張諸用も終わり解放されましたが,少し時間があります。少し空の様子も怪しくなり雨が来そうです。傘を購入するくらいならホテルで借りようと都合の良いことを考えて,フロントに荷物だけでも預けて出かけるかとホテルへ向かいました。「少し予約時間に早いので鞄だけでも預かっていただくとよいのですが・・・」と案内係の女性に尋ねると「お客様,すでにお部屋の準備が整っているかもしれませんのでフロントで尋ねてみてください」との言葉。フロントでもかわいらしいお姉さんが「お客様もうご案内できますので,お待ちください」とうれしい言葉。頭にのって「雨が降りそうで気になるのですが,お借りできますか?」と申し出てみました。すると「あちらの案内係に申し出てみてください。余裕が有りましたが貸し出しできると思います」と。そりゃそうかと思っているうちに,少し間があいて,姿が見えなくなりました。待っていると奥から傘を持参して出てきます。「お客様,こちらに傘がございましたのでこちらをお使いください」とうれしい言葉。なかなか快適なホテルでした。
ちなみに部屋ですが25階のツインでした。もちろん良かったです。

障害者雇用優良事業所等全国表彰式

このような名称の式典に参加してきました。開催場所は東京有楽町「東京国際フォーラム」です。案内がありましたが「わざわざ行くまでも…」との思いでしたが「旅費まで負担します」というお誘いで出かけました。どうも障害者雇用に貢献していることが条件のようです。それにしてもいまどきなんとも贅沢な…いったいどんな組織なんでしょうか?「独立行政法人高齢障害求職者雇用支援機構」が主催ですが,同じく主催者なのが厚生労働省です。実際仕事している勤労障害者個人の表彰と事業所の表彰から構成されているようです。主催者を代表して厚労省の事務次官あの村木厚子事務次官が登場してご挨拶があり,厚労大臣表彰については自ら表彰状を手渡されていました。約300名程度出席でしょうか。開会行事が30分,表彰が1時間といった感じです。障害者雇用といっても私たちは特に意識などしていません。また障害程度もひどく気にしていません。重要なのはその仕事ができるかどうかです。ざっと職員さんの数を数えても障害者及び障害手帳を持って仕事していると思える方は10名以上います。当然ながら軽い程度の方から障害程度1級の人までいるように思います。特に表彰を受けるほどのことではないのですが…それでも表彰者に中には随行者2名までついて上京され,そろって記念撮影をされている姿を見ると,やはり必要な名誉な式典なのかもしれませんね。皆さん雇用と勤労に励んで下さい。お疲れ様でした。

畑が完成!

 施設の敷地内の端ですが,畑が完成しています。隣家の方の多大なるご協力によりできました。ボランティアで重機を使用して積み上げられているこの土地から出てきた石を運び,えがお棟の近くに石で囲んだ手作りの畑です。ちなみに重機は真夏の早朝に連日に渡り川側の遊歩道をゆっくり進んで入ってきました。大変な労力です。
土には福祉作業所の「菌床シイタケ」のもう生えなくなった菌床を大量に持ち込んでいます。障害者の福祉作業所は,いくつかの事業をして工賃を稼いでいるわけですが,2年前より「菌床シイタケ」に取り組んでいます。特製の工場にて適量の水分を与えると約3ヶ月はシイタケが生えます。その後,その残りの菌床をいろいろな方法で処分しています。その一部として土に戻すということを取り入れています。まあ工業廃棄物ではないので自然に戻ることは難しくありません。時々その土に小さなシイタケが生えていますのはその証拠です。

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